高麗人参の歴史は非常に長く、数千年も前から不老長寿の漢方薬として利用されてきました。
私たちが普段食している一般的な人参はせり科の植物ですが、高麗人参はウコギ科の根を乾燥させたもので、全くの別物です。
日本には奈良時代に伝わり、主に医療用として利用されてきました。
江戸時代から日本でも栽培が始まるのですが、とてつもない年月がかかり困難を極めました。
土づくりに3年、発芽するのに4年、収穫できるまでさらに4~6年という年月をかけてやっと収穫となります。
ところが最高級とされる「6年根」は非常に高値で取引されますが、リスクも大きくなります。
6年目以降は害虫被害や、根腐れといった被害を受けやすくなり、注意が必要となります。
この気の遠くなるような年月をかけて、土の栄養分をたっぷり吸収させ、有効成分であるサポニンの蓄積を促すのです。
サポニンは血行促進や滋養強壮、血糖値を下げる作用から糖尿病の改善、抗ストレスや認知症改善などの効能があります。
またアルカロイドも豊富で免疫細胞を強くしウィルスの侵入を防いでくれます。
これらの効能により、栄養ドリンク等には高麗人参いりのものが多くみかけられます。
また植物繊維やビタミン、カリウムやマグネシウムといったミネラルも含まれているため、美容にも効能があるのは魅力的です。